満足できる外壁塗装は「業者の選び方」で決まる

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家の外壁塗装はそう頻繁にやることではありません。その為、業者に関する知識がなく、たまたま出会った業者に依頼することが多い。そして後から調べてみると「相場とはかけ離れた金額で施工させられてしまった」ということはよく聞く話です。外壁塗装の相場はあまり知られていません。そして誰が塗装しても、塗装後は一見綺麗に見えてしまいます。外壁塗装を訪問販売で勧めてくる業者がいますが、外壁塗装は相見積もりする隙や、考える時間を与えさせないためには有効な手段です。脅しや甘い言葉で勧誘してくる業者もいますので、警戒せねばなりません。

はじめに知っておくべきこと

良い業者を選ぶには?

良い業者を選ぶには?

相場を知らない人を言葉巧みに丸めこみ、契約させる。残念ながら外壁塗装業界は、そんな悪徳業者がはびこる業界でもあります。家に突然きた外壁塗装の営業マン、即決を迫る業者、外壁塗装モニター商法を使う業者。それら全てが悪徳業者とは限りませんが、注意は必要。相場とかけ離れた値段で契約することを避けるために、外壁塗装費用の相見積りが大事です。

数社の見積りを比較すれば、悪徳業者はすぐに見抜けます。そして数社の担当者に家を見てもらうことで、本当に必要な塗装工事の内容が分かってきます。同じ事をそれぞれの担当者に聞いてみて、答えを比較することも有効です。施工主はあくまで自分なのですから、納得してからでないと契約しないようにしましょう。

今日いきなり来られて、今日決めて下さいと言われてもこちらは知識なんて全然ないですし、納得する工事ができるはずはありません。家がすぐに崩壊することはありません。複数業者を比較して、ゆっくり検討しましょう。

即日契約は絶対にしないこと。塗装の耐久年数は長くて20年。それより長い年数をいってくる業者がいれば、悪徳と思ってかかりましょう。自社開発塗料に良い塗料はないことも覚えておくべきです。

相場観をやしなおう

相場観はやしなおう

外壁塗装の相場は、あまり知られてはいません。試しにリフォームや塗装業者のサイトを見てみましょう。多くの会社では施工の金額を掲載していません。施主さんが嫌がるからと、金額が施主さんにばれてしまうから掲載されていない事が多いのです。

家の屋根や外壁がどれくらい傷んでいるかは、家によります。だから塗装費用も変わってくるのですが、何十万も差が出ることはあまりありません。しかし実際に外壁塗装の見積もりを取ると、10~50万円、場合によっては100万円相当違う事もあります。こうなると一体、どうやってどの家を見て見積もりをしたのかと考えるのも当たり前ですよね。

相場を知った上で、さらに塗り替え見積もりについて一体何にいくらかかっているのかを確認しましょう。各業者のサイトには似たような施工例が掲載されているでしょうから、それを参考に相場観をやしないましょう。

相見積もりをとる

外壁塗装工事には定価がありません。本来は100万円ほどで出来る工事でも、200万で売ってくる業者もいます。一般的に、相場を知られていないからできることです。

新車を例にすれば、車はどの販売会社で買っても、ほとんど同じ商品を同じ様な値段で購入することができます。160万円前後で販売されている車を300万円で売っても、よほどの理由がなければその販売会社では誰も買いません。

ところが外壁塗装の場合、何処で見積りをとっても価格は異なります。100㎡で100万円と言われても、それが高いのか安いのか、素人では判断はできません。悪徳業者は高めの値段を言って、それが定価だと言い張ってきます。

定価はなくとも、適正価格は存在します。外壁塗装のサイトに事例が数多く掲載されていますから、自分の家に近い事例を探して相場を把握しましょう。そして、塗装を依頼する場合はかならず、複数社から見積もりをとり、比較するように心がけましょう。

大手メーカーのメリット、デメリット

大手メーカーのメリット、デメリット

大手メーカーのメリット

外壁塗装の大手メーカーとは、テレビCMなど広告も行い、業界の人間でなくとも名前を聞けば思いいたるメーカーの事です。例えば新築で家を施工した場合、その大手ハウスメーカーさんも大手メーカーと言えます。

その大手メーカーさんに外壁塗装工事を依頼するメリットとしては、まず保証がしっかりしていること。そして、何かトラブルがあった時の対応は安心してよい。まずこの二つが挙げられるでしょう。

「大手」というのは伊達ではありません。プライドと実績が伴わなければ、名乗れないものです。そして、そのプライドと実績を守るため、受け継ぐために万一の事故やトラブルに備えて保障制度を整えています。整えていなければ「大手」にはなれません。

そして大手メーカーで外壁塗装を行う場合、傘下の会社などの「下請け業者」が実際に行う訳ですが、手抜きが少ないというメリットもあります。下請けとは言え、大手メーカーの看板を背負っているわけですから。

大手メーカーのデメリット

大手メーカーに依頼するデメリットは、メリットで上げた点が負の方向に働いた場合です。「大手」であるがゆえに、多くの下請け業者と契約しているので、施工期間中職人が入れ替わることがあります。そうするとどうしても、出来に差が出てくる可能性があります。そして「大手」ということは施工に関わる人間の数が多くなるわけで、営業の人間と実際に施工する人間の間に認識のずれが生じ、現場で「話が違う」なんて事になる可能性もあります。

そしてこれが最も大きなデメリットになると思いますが、大手メーカーでの見積もり額はかなり高額になる事が多いです。高額になる理由は、下請け業者が施工を行うため中間マージンが発生する事。営業マンへの報酬、広告費などが挙げられます。大手メーカーの下請け業者は、契約金額の3分の1~2分の1ぐらいで施工を依頼されていることがほとんどです。安い費用で施工せざるを得ないので、利益を出そうとすると手抜き工事をする可能性があります。

地元業者のメリット、デメリット

地元業者のメリット

「地元」業者とは、「大手」メーカーのように全国に支社や支店があり、広告などを出していない、居住している街を中心に営業している工務店や塗装業者のことです。そんな地元業者に外壁塗装工事を依頼するメリットは、1、大手メーカーと比べると価格が安いこと。2、中間マージンが発生しないこと。3、その地域性にあった塗装が実現可能であること。2、この三つがあげられるのではないでしょうか。

大手メーカーと違い、地元業者は通常広告料やモデルハウスの維持費が必要ありませんので、その分料金を安くできます。ただし、下請け会社を持っている業者の場合は中間マージンが発生しますので、ご注意を。それでも大手メーカーよりは外壁塗装工事の価格は安いでしょうが、下請けのない業者よりは高くなるか、利益追求のための手抜きにつながります。

またその地域に根ざして昔から工事を行ってきている地元業者ならば、寒さに暑さ、雨・風・雪などの地域性に合わせた施工を考えてくれます。

地元業者のデメリット

ひとくちに「地元」業者と言っても、よほど小さな街でない限り、複数社存在しますよね。そのどれが良い業者なのでしょうか。誰かに確認しようにも、知人からの紹介だと他社と比較しづらくなってしまいます。

つまり、それが地元業者のデメリットです。その業者が「知人」や「知り合いの知り合い」という可能性がたかくなり、断りづらいので勧められるまま契約。あとで他社と比較して後悔する。そんな結果になる可能性はあります。また、最初の対応が良くても施工をお願いした途端に態度が変わる業者もあります。知り合いに昇華してもらうのではなく、接客態度などを参考に業者を選ぶのも1つの手です。

そして地元業者の場合、大手メーカーに比べれば保証が短い事も多いです。万が一その業者が倒産してしまった場合には、「住宅性能保証」という制度を利用しましょう。これは、住宅保証機構が請け負うもので、完成後10年間はメンテナンスの修繕・補修費用を保険でサポートする制度です。