外壁塗装の悪徳業者にご注意!

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塗装工事を含む訪問販売による「リフォーム工事」に関する相談件数は年間で6,000件以上にのぼります。1日に15件以上の被害相談がある塗装業界ですが、なぜこれほどまでに被害が多発しているのでしょうか。

はじめに知っておくべきこと

塗装業界の中でも外壁塗装に悪徳業者が多い背景としては、素人目では見積内容の妥当性を判断できない事が最大の要因と言えます。例えば下記の外壁塗装の見積りは金額的に高いと思いますか?安いと思いますか?

■2階建て一軒家【305.7㎡】外壁塗装

項目明細単価平米数見積もり価格
足場構築約1,500円405.5m2608,250円
高圧洗浄300円352.5m2105,750円
下塗り【エスケー化研】水溶性ソフトサーフ 800円305.7m2244,560円
中・上塗りポリウレタン塗料 ×24,400円(2,200×2)円305.7m21,345,080円

その他 破風、軒天、上裏、鼻隠し

軒樋、軒下換気口、雨戸・シャッター(【エスケー化研】SKマイルドボーセイ)雨戸表面、シャッターボックス塗装 360,000円

外壁塗装 合計:2,663,640円

外壁塗装が初めての方は「通常の相場はこのくらいです」と言われて、納得してしまう人もいるかも知れませんが実はかなりの高額見積もりです。

この見積りで問題なのが「足場構築」と「中・上塗り」の2点です。

1.足場構築

足場構築は外壁塗装を行う際に必ず必要になります。足場の単価は業者によって多少変わりますが、1㎡700円~1000円がおおよその目安によります。

今回の見積りでは1,500円と相場の1.5倍の見積もりとなっております。施工エリアや季節によって飛散防止ネットなどが必要になる場合でも単価が1㎡1,000円を超えることはないです。

また、「今ならキャンペーンにより場台無料」などを謳っている業者も要注意です。足場台は工事費用全体の約20~30%を占めており、無料にすることによる塗装業者の負担はかなり大きいです。その為、ほとんどの場合は塗装代や人件費など別の見積りに加算され、結局費用は全く変わらないのです。

キャンペーンという言葉に惑わされず、必ず複数社の見積りを取りましょう。

足場構築 単価1㎡1,000円の場合

1,000円 × 405.5㎡ =405,500円

-202,750円

2.中・上塗り

外壁塗装は基本的に下塗り・中塗り・上塗り 3回の塗装を行います。下塗りと中塗り・上塗りでは使う塗料が変わる場合、金額も違ってきます。

今回の見積りでは中塗りと外塗りの費用が同じウレタン塗料を利用しているにも関わらず、2回分見積もられています。

ウレタン塗料であれば3回塗りの合計でも1㎡単価1,700~2,200円です。

2回塗っているので素人が見れば金額が2倍になっても違和感を感じないかもしれませんが、塗装料金も悪徳業者に騙されやすい項目なので注意しましょう。

中・上塗り 単価1㎡2,200円の場合

2200円 × 305.7㎡ =672,320円

-672,320円

しっかりとした見積りを出せば875,070円も安くなる結果に。

初めて外壁塗装を行う人が実際に上記のように見積もり金額の正当性を確かめることは難しいです。

また、業者によって使用する塗料や足場の組み方、作業員の数なども変わってきます。信頼できる業者を選定するためにも複数の外壁塗装業者の見積りを出して次のチェックポイントを比較してみましょう。

外壁塗装の見積りチェックポイント

外壁塗装の見積り金額を判断するためには、大きく分けて「塗装・塗装範囲・塗装回数・施工人数・工期・経費」6項目の情報を総合的に判断する必要があります。

  • 塗料
    塗料は種類によって価格も耐用年数も大きく異なります。(詳しくは「使用する塗料について」を御覧ください。)
  • 塗装範囲
    どこをどこまで塗るのかは見積り段階でしっかり決めておきしょう。施工途中の追加はトラブルの原因となることがあります。
  • 塗装回数
    一般的な塗装では下塗り1回、上塗り2回の合計3回の塗装が行われます。壁の傷みや塗料によって回数が増える場合がありますが、回数に応じて値段も変わってきます。
  • 施工人数
    外壁塗装は一度に作業できる範囲が限られているので、30~40坪ほどの通常の一軒家であれば、職人の数は2名から3名が適当と言えます。
  • 工期
    足場の組立、外壁・屋根の洗浄、外壁・屋根塗装、付帯部分の塗装など平均的な外壁塗装の工期は8日間~12日間です。
  • 経費(足場など)
    通常、足場や養生についても〇〇㎡×単価というように細かく見積りを出せます。「その他経費」のようにまとめて見積りを出す業者は悪徳業者の可能性があります。

「塗装・塗装範囲・塗装回数・施工人数・工期・経費」6つのチェックポイント

に気を付けて住いの近くにある塗装業者を比較してみましょう!

悪徳業者に対するクレームの77%が訪問販売

外壁塗装以外でも大規模震災に備えた耐震・免振工事や中古住宅の修復などリフォーム事業でも同じようなクレームが後を絶ちません。

これらの悪徳業者によるクレームは77%が訪問販売によるものと言われています。

リフォーム業は事業を行う際に国や県の業者登録制度がありません。その為、塗装や建築に対して全く知識がなくても「〇〇工務店」と名乗って事業を行うことができるのです。このような業者は飛び込み営業などの訪問販売で「今の状態だと地震が来たら家が崩れますよ」など、大袈裟に危機感をあおって、作業内容を詳しく確認させないまま強引に受注し、手付金をその場で支払させます。

その場で契約に至らなかった場合でも、受注に至るまでしつこくテレアポや訪問を繰り返します。

悪徳業者かなと思ったら

国民生活センターには外壁塗装に関する大量のクレームが毎日届いています。

  • 断っても強引な勧誘をやめない
  • 見積りの倍の金額が請求された
  • 工事途中で連絡が取れなくなった
  • 塗装漏れなどの手抜き工事があった

これらのクレームは悪徳業者によるものがほとんどです。

悪徳業者と契約をしない為には見積りの段階で複数社を検討する事が重要です。その為、訪問販売のように「キャンペーン価格」などで即時契約を求めて来るような業者には注意する必要があります。訪問販売があまりにしつこいようであれば警察に通報するのも手です。特定商取引法により悪質は訪問販売は禁止されています。

仮に契約をしてしまった後でも諦める必要はありません。外壁塗装の場合でも契約後8日間以内であれば契約を解除することができるクーリングオフ制度適用することができます。8日以内であれば既に塗装工事を初めている場合でも全額業者側の負担で契約解除が可能になります。

外壁塗装の見積り比較サイトの落とし穴

最近では簡単に見積り・比較ができるサイトが増えてきていますが、注意点が1つあります。このような仲介サイトでは見積りを出す際に予め仲介料としてバックマージンをプラスして見積りを出しているケースが多々有ります。

例えば、直接塗装会社と契約した場合、100万円の見積りが出されるはずが、仲介サイトを通した事でバックマージンの10%が上乗せされた110万円の見積りが出されるなんてことが良くあります。仮に10万円あればクロスや他の修繕に資金を回せる訳なので、サイト自体もしっかり調べる必要があります。

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